関節リウマチ医学最新ニュース(13)

関節リウマチの病状発症3ヶ月以内に適切な治療介入が必要

初期関節リウマチ患者さんの多くは、治療開始時点ですでに関節の破壊が進行しているため症状が出てから3ヶ月以内に治療を開始すべきだと報告されました(ドイツリウマチ学会2007,リーズ大学)。

初期症状として

関節腫脹
同じ関節にその後生じる朝のこわばり(45分以上持続)
抗炎症剤(非ステロイド)治療で痛みの軽減

があれば、すぐに専門医による診断・治療が必要とされています。

初期診断としては

抗環状シトルリン化ペプチド抗体(抗CCP抗体)の検出
関節リウマチ患者さんの50~70%で陽性 が有用であるということです。

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